スマホとジンバルを使った動画撮影テクニック集【設定・歩き方・カメラワークなど】

この記事は以下のように考えている方におすすめです。

  • スマホ用のジンバル買ったんだけど、使い方がイマイチわかんないなあ。
  • ジンバルを使って撮影してみたもののなんか思ったほどブレるし、使いこなせてない感じがする…

Hayato(運営者)

ジンバルをしっかりと活用できていますか?
せっかく買ったのに使うのがめんどくさくてホコリが被り始めてませんか?
意外とジンバルを持っているのに価格以上の使い方をしている人は少ないようです。
せっかくお金を払って買ったなら、しっかりと使いたいですよね。
 
ってことで、ジンバルと一緒に動画撮影をしに行きたくなるように思ってもらうのを目的に、この記事を書いてみました!
この記事で紹介することを実践すれば誰でも簡単にクオリティの高い映像を撮影できるようになります。
 
あと、旅動画や最近流行のVlogにも気軽に取り入れることができるかと思います。
 
記事の流れを大まかに言うと、
撮影する前の準備(設定など)
映画とかでもよく使われるようなカメラの動かし方(カメラワーク)をジンバルを使って解説
よりブレのない映像を撮影するためのちょっとした豆知識
という感じです。
 
では早速、撮影を始める前の準備から見ていきましょう!


目次

撮影開始前の準備(ジンバルとスマホの設定)

今回はiPhone 11 Pro MaxとDJI OM4というジンバルを使って撮影していきます。

iPhone 11 Pro MaxとOM4

ジンバルのバランスをしっかりと取っておく

ジンバルのバランス調整

これはやって当たり前のことなんですけど、バランスを取るのがめんどくさくて適当にやってしまいがち。

最近のスマホ用ジンバルはモーターが強くなってきていて、完全にバランスが取れていなくても、大体の場合は大きな問題なく動いてくれます。

しかし、その状態で撮影してみると不自然に映像がブレてしまったり、バッテリーの消耗が激しくなってしまうというデメリットが発生してしまいます。

なので少し面倒かもしれないんですけど、バランス調整はしっかりとやっておくことをおすすめします。

ちなみに、バランスを取る時はできる限り、水平な地面や床などでやりましょう。


意外と重要な「キャリブレーション」

ジンバルの自動キャリブレーション

バランス調整に加えて、水平状態を保つためのキャリブレーションも行なっておくといいです。

最近のスマホ用ジンバルなら基本的には自動キャリブレーションの機能が備わっているはず。

例えば、DJI OM4の場合は「DJI Mimo」というアプリ(上の画像)を使うことでキャリブレーションができるようになっています。

アプリ内のキャリブレーションというところをタップするだけで、ジンバルとアプリが自動的に全ての仕事をこなしてくれるので、特に知識は必要ありません。

これをやる時もなるべく水平な場所を選びましょう。


グリッドを表示しておく

iPhoneのカメラアプリのグリッド

グリッドとは、上の画像のような、横2本・縦2本の線のことで、これを表示することで映像が9分割されたように見ることができます。

(横2本、縦2本の線が一番使われるパターンではありますが、他にもいろんな種類のグリッドあり)

グリッド線は構図を意識する上では欠かせないものなんですけど、この記事では構図については特に解説しません。

とりあえず今はグリッド線を目安に、被写体がそこからズレないように撮影することで、よりスムーズな映像を撮ることができると覚えておけばOKです。

グリッド線はスマホの機種関係なく、ほとんどのカメラアプリで表示することができるようになっています。

iPhone純正のカメラアプリの場合は以下の手順でグリッドを表示可能。

  1. 設定アプリを開く
  2. カメラアプリを選択
  3. 「グリッド」をオンにする

もしスマホ(iPhone, Android)でさらに質の高い動画を撮りたいのであれば、マニュアル設定が可能な「Filmic Pro」を使うことをおすすめします。


明るさとピントを固定しておく

あと、もう1つ、スマホ側でする設定として

撮影直前に「明るさ」と「ピント」を固定しておきましょう。

iPhone純正のカメラアプリの場合は画面を長押しするだけで、「AE/AFロック」が表示されて「明るさ」と「ピント」を固定できるようになっています。

  • AE = Auto Exposure(自動露出)
  • AF = Auto Focus(自動フォーカス)
iPhoneで明るさとピントを固定

これは1ショットごとに変更する必要があります。

また、1ショットを撮影している途中で明るさが一気に変わる環境の場合は、固定しない方がいい場合もあります。

正直、この明るさのピントの固定はめんどくさいのでやっている人は多くはないと思います(笑)

でも動画のクオリティにこだわるのであれば必須かと。

一応、これで事前の準備は完了です。


スマホとジンバルを使ったいろんな撮影テクニック(カメラワーク)

次にジンバルを使ったカメラの動かし方や撮影方法(カメラワーク)をいくつか紹介していきます。

これからよくわからない難しい名前の撮影方法も出てきますが、名前は覚える必要はありません。

撮影の方法さえ覚えておけば十分だと思います。

(僕が勝手に名付けた撮影テクニックもありますし笑)


前進/後退(プッシュイン/アウト)

※ この動画は無音となっています


これは誰でもやる動きなので簡単かと思います。

ただ、あることを意識するだけでブレを一気に軽減することができます。


まず、水がひたひたに入ったコップを持っているイメージをしてください。

コップに水がひたひたに入っている様子

で、その水がこぼれないように運ぶ感じでスマホとジンバルを移動させるだけでOK。

この時さらに、腰を少し落として忍者のように歩くと上手くいくかと思います。


後ろ向きに移動する場合(後退)は、完全に後ろ向きで歩くのではなく

体は前向き、カメラを後ろ側に持って前後を見ながら歩くと安全。


この方法でブレのない動画を撮影できない場合は、人・動物・車などが写っていなければ、前進して撮った映像を編集で逆再生すると上手くいくこともあります。


パン(横方向)

パンはパンでも食べる方のパンではありません。

横方向に動かす撮影テクニックのことです。

これは景色を撮影する場合などで活躍する撮影方法ですね。


チルト(ティルト、縦方向)

続けて、チルト。

これはパンとは逆で縦方向にカメラを動かすテクニックです。

ビルなどの縦に長い被写体を撮影する時などに便利。


ちなみに、ほとんどのジンバルにはパンとチルトを動かすことができるジョイスティックがついていて、

それを使えばジンバル全体の方向を変える必要がなかったりします。

ジンバルのジョイスティック

操作に慣れるまでに少し時間はかかりますが。

ジンバルを地面などにおける環境であれば使ってみるといいかと思います。


前進&チルト(プッシュイン&チルト)

これはすでに紹介した前進とチルト、2つのテクニックを組み合わせたものです。

このテクニックを使って建物などを撮影すればダイナミックに見せることができます。


反転ショット

これはジンバルを逆さに持って、低い位置、ローアングルで撮影する方法です。

普段の視点とは違って、クリエイティブで面白い映像にすることができます。

赤ちゃんや動物目線で撮影する時にも便利ですね。


登場ショット

これはその名の通り、被写体を徐々に登場させるような見せ方をする撮影方法です。

これができるだけで「動画の撮り方を知っている感」を出すことができます(笑)

以下のような感じで縦方向もありです。


擬似ドローンショット

これは、一脚照明スタンドなどを延長ロッドとしてジンバルを取り付ける必要がありますが、ドローンで撮影したような面白い映像を撮影することができます。

ただ、これの最大のデメリットは人の目が気になることです(笑)


軌道ショット

これは被写体の周りをぐるっと回りながら撮影する方法です。

被写体を多方面から撮影することで面白い映像を撮ることができます。


フライスルー

これは何かの隙間を通過するようにカメラを動かすテクニックです。

これをすることで映像に立体感を出すことができます。


よりブレのない映像を撮影するための豆知識

ここからは、よりブレのないキレイな映像を撮影するための豆知識をいくつか紹介していきます。


スローモーション

1つ目は、「スローモーション」。

撮った映像の音が必要ない場合に限られますが、

スローモーションにすることを前提に撮影することで

簡単に映像を滑らかにすることができます。


超広角レンズを使う

2つ目は超広角レンズを使うということ。

もし超広角レンズが使えるスマホを持っているなら、それを使うことで、よりブレの少ない映像を撮ることができます。

僕が持っているiPhone 11 Pro Maxだと「超広角レンズ」「広角レンズ」「望遠レンズ」が使えるので、それらの3つを比較してみました。


ジンバルのロックモードを使う

ジンバルには軸を固定しておく機能が備わっているはずです。

例えば、DJI OM4の場合は、チルトロックのモードが備わっているので、

それを使うことで横方向の動きである、パンを綺麗に撮影することができます。


編集ソフトで手振れ補正をかける

DaVinci ResolveやPremiere Proといった動画編集ソフトなどには手振れ補正機能が備わっています。

Davinci Resolveの手振れ補正機能

それを使うことで、周りが少し切り取られてしまうというデメリットはありますが、よりブレのない映像に仕上げることができます。


以上がスマホとジンバルを使ったいろんな撮影テクニックでした。

【今回の撮影で使用した機材】

iPhone 11 Pro Max(カメラ)

>> DJI OM 4 (スマートフォンジンバル)

>> Amazonベーシック ライトスタンド


【この記事の動画完全版】

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